SMTS2023 展示会レポート

SMTS2023では、安全対策の強化し、衝突トラブルを予防する提案として、
衝突による壁や設備の破損を防ぐ「MPM樹脂ガード」から、ボラードをはじめ、柵型・ゲート用・柱用、堅牢タイプ、低温仕様、 壁面ガード＆Ｒ巾木と多様なラインアップを紹介しました。

なかでも、ボラードタイプの「ガードポール」は
フォークリフト運行中の衝突が発生しやすい シートシャッターやエレベーターといった搬入口の防護 として注目度が高く、 “目を引く黄色” は存在感があり、
注意喚起の効果が期待できると好評でした。

モニターで、樹脂のたわみが “衝突時の衝撃を吸収” する映像をご覧いただき、
樹脂ガードの優れた耐衝撃性をご確認いただきました。

銅管を差し込むだけで接続できる
ワンタッチ式 冷媒銅管用火無し継手 をご紹介しました。

・空調向けワンタッチ継手「エフ-１」（新商品）と
・冷凍冷蔵向けワンタッチ継手「スーパーバイトSB1」です。

どちらも取扱方法は同様で、
火を使わずスピーディーに施工できるのが特長です。
空調（エフ-１）か冷凍機（スーパーバイト SB1）のどちらで使うかにより、ワンタッチ継手を使い分けいただいています。

冷却設備の冷凍サイクルや冷媒配管でおこるピンホールからのフロン漏れは、
発生場所を特定することが難しく厄介な問題です。

ピンホールリーク補修剤「スーパーシール」と「エクストリーム」は、
冷却装置の冷凍サイクルに封入し、内側から補修するリークシール剤です。
空気中の水分と反応することで漏えい箇所（ピンホール）を塞ぎ、
フロンの漏えいを防止します。

漏えい箇所を特定できなくても、塞ぐことができる のが
「スーパーシール＆エクストリーム」の 最大の長所

会場では、ピンホール補修の難しさを実感されている施工業者様から、
「漏えい個所が特定できず、定期的にガスチャージすることで対応している現場で
　使ってみたい」というお声と、使用にあたってのご質問をいただきました。

そして、フロン類の漏えい防止対策に関心の高いユーザー様からは、
「機器設置時に予防的に封入してみたい」とのご相談がありました。

除湿機「ドライチェンジャー」は、床置タイプと天吊・天置タイプ の2種類あり、
コンパクトサイズ・産業レベルの除湿力・リーズナブルな価格で使い勝手のよい除湿機です。
安心の国内生産で、湿気の問題をパワフルに解決します。


会場では、梅雨入り前に結露・カビ対策をすませたい とお考えのお客様から、
除湿性能や排水、日頃のお手入れについてのご質問をいただきました。

Q．除湿性能は？
A．ドライチェンジャーは、除湿能力が 32 L／日（30℃・90％RH・60Hz）。
　　冷却除湿方式による安定した除湿運転を行います。

Q．操作のしかたやメンテナンス は？
A．運転スイッチを「除湿」に入れるだけ運転します。
　「弱・中・強」と除湿風量を切替えることでご希望の除湿レベルで湿度管理ができます。
　 日頃のお手入れは、ご使用のあとに「内部乾燥運転」を行ったり、フィルターの掃除といった簡単な手入れになります。


除湿機ドライチェンジャーは、
天井裏の結露や、倉庫といった大空間の除湿ムラ、乾燥工程がある製造現場での除湿補助、カビ発生の抑制といった用途で導入され、
「職場環境の改善」や「商品の品質向上」につながっています。

冷凍空調設備の監視システムとして、
キャレル製モニタリングコントローラー「Boss／Boss mini」を紹介しました。

「Boss／Boss mini」は、
Modbus通信を用いて 装置コントローラーと接続し、運転状況の確認をはじめ、
制御機器（膨脹弁・庫内温度など）コントロールがまとめて管理できます。

SMTS2023では、チェーン展開されている小売業者様から、
「複数店舗の異なるメーカーの機器を一元管理できる」ことや
「モバイルデバイスでWi-Fi経由し、運転状況をどこからでも確認できる」こと
を評価いただきました。


脱炭素社会へ向けたシステムの提案
パナソニック CO2冷媒採用ノンフロン冷凍機＋CAREL モニタリングコントローラー を組み合わせたシステム

サステナブルを意識した経営ビジョンをお持ちのお客様から
地球温暖化への影響が極めて小さい「CO2冷凍機（ノンフロン冷凍機）」への切替についてご相談が増えております。
このモニタリングコントローラーは、パナソニックCO2冷凍機との通信にも対応しております。
CO2排出量の削減へのお手伝いができますので、冷熱設備の新規導入や既設入替の際は、ぜひお問い合わせください。